ガイド · macOS
Macで離席するときの画面ロックと、画面を消さずに隠す方法
Macで席を離れるときは、⌃⌘Q(control+command+Q)で画面をロックします。ロックすると、画面は約30秒で消えます。これを変える設定はありません。画面を消したくないなら、ロックの前にcaffeinateコマンドを実行するか、Dimma Screenのようなオーバーレイアプリを使います。
macOS標準の離席ロック
| 方法 | 操作 |
|---|---|
| キーボード | ⌃⌘Qを押します |
| アップルメニュー | アップルメニュー >「画面をロック」 |
| Touch ID | Touch IDを押します |
| ホットコーナー | システム設定 >「デスクトップとDock」> ホットコーナーで、コーナーに「画面をロック」を割り当てます |
ロックし忘れが心配なら、システム設定 >「ロック画面」で「スクリーンセーバの開始後またはディスプレイがオフになったあとにパスワードを要求」を設定しておきます。しばらく操作がないと、自動でロックされます。
ロックすると約30秒で画面が消える
macOS 27.0で試したところ(2026年10月)、⌃⌘Qでもアップルメニューからでも、ロックの約30秒後に画面が消えました。「ディスプレイをオフにする」の設定を変えても同じでした。
ロック中もアプリは動き続けます。止まるのはスリープしたときです。
画面ロック中もMacをスリープさせない方法
- ターミナルで次のコマンドを実行します。ディスプレイとMacを1時間スリープさせません。ウインドウは開いたままにします。
caffeinate -d -i -t 3600 - ⌃⌘Qでロックします。
- 途中で止めるときは、ターミナルで⌃Cを押します。
macOS 27.0では、この状態でロックしてから2分半たっても画面は点いたままでした。表示されるのはログインウインドウです。
毎回コマンドを打ちたくないなら、システム設定で次をオンにします。
- MacBook:「バッテリー」>「オプション」>「電源アダプタ使用時はディスプレイがオフのときに自動でスリープさせない」
- デスクトップのMac:「エネルギー」>「ディスプレイがオフのときに自動でスリープさせない」
英語の記事「How to lock your Mac without turning off the screen」に、ロック方法ごとの実測結果をまとめています。
画面を消さずに「少し席を外しているだけ」に見せたいとき
ログイン画面や暗転したディスプレイは、周囲に不在を伝えてしまいます。
Dimma Screenは、すべてのディスプレイを薄いオーバーレイで覆うメニューバーアプリです。画面は点いたままで動画や時計も動き続け、キーやクリックの操作にはPINの入力を求めます。
| 画面ロック(⌃⌘Q) | Dimma Screen | |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 約30秒で消える | 30分〜4時間、点いたまま |
| 見えるもの | ログインウインドウ | 薄いオーバーレイ越しのデスクトップ。単色、スナップショット、画像にもできます |
| 戻り方 | ログインパスワード、Touch ID | PIN、ログインパスワード、Touch ID |
| 目的 | セキュリティ | 近くにいる人からのプライバシー |
- オンにしてスリープさせない:30分、1時間、2時間、4時間から選びます。
- 無操作時に自動的にオン:5分、10分、20分、30分、1時間から選べます。「オーバーレイのショートカット」でキーを割り当てることもできます。
- オンにして離席メモを表示:「すぐに戻ります」「15:00ごろ戻ります」のような一行を、すべてのディスプレイに出します。文言は「メッセージを編集…」で変えられます。
- すべてのディスプレイ、すべての操作スペース、フルスクリーンのアプリを覆います。
覗き見防止アプリとして使うなら
初期設定の「透明オーバーレイ」(不透明度6%、2〜50%で調整)では、画面の内容は薄く見えたままです。内容まで隠すには、「設定 › 表示内容 › オーバーレイのスタイル › 表示する内容」で「単色」か「選択した画像」を選びます。「スナップショット」はオンにした時点の画面を固定表示するため、内容は隠れません。
席に座っている間の、横からの覗き見には、覗き見防止フィルムが向いています。
会社で「離席時は画面ロック」と決まっている場合
Dimma Screenはプライバシーオーバーレイです。セキュリティロックではありません。規定で画面ロックが求められているなら、⌃⌘Qを使ってください。
「スリープさせない時間が終わったら画面をロック」(設定 › 一般 › オーバーレイ、初期設定はオフ)をオンにすると、時間が来たときにmacOSのロック画面に切り替わります。ただし、ロックされるのは指定時間が過ぎてからなので、「離席時は即ロック」という規定には合いません。
Dimma Screenができないこと
- セキュリティロックではありません。 プロセスが強制終了されたりクラッシュしたりすると、オーバーレイは消えます。SSHや別のユーザのセッションからも終了できます。
- スリープさせない時間は最長4時間です。 その後はオーバーレイを残したまま、Macの設定どおりに画面が消え、スリープします。画面が消えたあとにパスワードを要求する設定なら、macOSのロック画面に切り替わります。
- ポインタを動かしたり、キーを押したりはしません。 macOSの無操作時間は通常どおり数えられます。
Dimma Screen(英語ページ) · macOS 26 Tahoe以降 · Appleシリコン · 日本語表示対応 · 3日間無料、以降9.90米ドルの買い切り(サブスクリプション不要)。
よくある質問
Macで離席するときのショートカットは?
⌃⌘Q(control+command+Q)です。アップルメニューの「画面をロック」でも同じです。
Macを画面ロックすると、すぐ画面が消えるのはなぜですか?
macOSは、ロックの約30秒後に画面を消します。「ディスプレイをオフにする」の設定には左右されず、変える設定もありません。
画面ロック中もMacをスリープさせない方法はありますか?
あります。ロック中もアプリは動き続けます。ロックする前にターミナルで caffeinate -i を実行しておけば、ロック中もダウンロードやビルドが続きます。
Dimma Screenは会社の「離席時は画面ロック」の代わりになりますか?
なりません。Dimma Screenはプライバシーオーバーレイで、セキュリティロックではありません。規定で画面ロックが求められている場合は、⌃⌘Qを使ってください。
Dimma Screenは覗き見防止アプリとして使えますか?
離席中の目隠しとして使えます。初期設定の透明オーバーレイでは内容が薄く見えるので、隠すなら「単色」か「選択した画像」を選びます。席にいる間の横からの覗き見には、覗き見防止フィルムが向いています。
対応環境と価格を教えてください。
macOS 26 Tahoe以降のAppleシリコン搭載Macに対応しています。3日間無料で試せて、以降は9.90米ドルの買い切り(サブスクリプション不要)です。